センサータグを専門とするスウェーデンのスタートアップTaggr社の「マテリアリティ」(取り組むべき重要なサステナビリティ課題)特定プロジェクト。2日間のワークショップによるマテリアリティ特定サポートの他、Taggrの事業に関連するサステナビリティの国際的なガイドラインや報告書に基づくデスクリサーチを実施し、今後のサステナビリティ経営戦略の提案を含む包括的な報告書の作成までを担当しました。
Taggr社は、機械の温度からGPS位置まで、あらゆるものをモニターできる小さなスマートデバイスを提供しています。その技術は機械レンタル・リース業界にとって画期的なものであり、機械の使用状況を正確に把握し不必要なコストを削減することは、サステナビリティの向上に直結します。しかしその一方で、膨大なデータの中からどれを特に追跡するべきかが分からないという課題を持っていました。
事前準備として数回のプレ・ワークショップと、2日間のワークショップを行いました。
またワークショップ後、主要なグローバルガイドラインや業界研究を参照しながら、包括的な報告書を作成しました。主な内容は下記の通りです。
2日間という短期間で、すべてのバリューチェーンにおける機会とリスクを洗い出すワークショップを行い、後日カスタマイズされた的確なレポートを作成しました。これらを通じて、バリューチェーン全体のサステナビリティに関連する機会とリスクのより深い理解に加え、サステナビリティ課題に対する従業員の意識と関与度の向上といった影響を与えることができました。
スタートアップであるTaggrの規模とリソースを鑑み、無理なく実現可能かつ最適な効果が出るような基盤を作ることができました。
TAGGR AB
CEO
Andreas Eriksson
ニューロマジックでは、SX専門グループによるリサーチやワークショップを通じ、サステナブルソリューションを紡ぐ支援を行なっています。ぜひ一度お問い合わせください。