ポーラのOMO戦略実現を担うプラットフォームとなる、店舗情報サイトリニューアルと、店舗情報管理システム(CMS)の開発を担当。 店舗の基本情報管理をはじめ、オンラインワークショップ情報やエステ予約情報等も同一システムでシームレスに管理できる独自システムをスクラッチで開発しました。
創業当時から訪問販売を強みとし、実店舗を中心とした顧客とのダイレクトなコミュニケーションで化粧品業界での地位を築いてきた「ポーラ」は、昨今、オンラインとオフラインといったチャネルの垣根を越えて、お客様一人ひとりにより最適な顧客体験を提供することを狙いとしたOMO戦略を展開しています。その施策の一環として、店舗サイトをハブとした、店舗と顧客のシームレスなコミュニケーションを実現するためのプラットフォームを構築することとなりました。
ポーラ独自の業務フローに適した運用を実現するため、当時の業務フローを細部までヒアリングすることを重視し、あるべきフローを改めて精査したうえで、必要な機能を洗い出し、具体的な画面設計へと進めていきました。
年齢やデジタルリテラシーがさまざまである利用者を想定。いかに迷わずに目的の操作が達成されるかを考え、現場の意見も伺いながら情報の構造化とインタラクションを設計していきました。
ステークホルダーが多く、具体的な画面・UIをブラッシュアップしていく過程で新たな業務要件が見えてくることもありましたが、都度要件定義に立ち返りつつ、関係者全員一丸となって最適解を模索しながら制作を進めました。
PHPのフレームワークを活用しつつ、ほぼすべての機能をスクラッチで開発しました。
Zoom APIを利用したオンラインカウンセリングの開催機能や、サイトコントローラーを利用した某エステ予約システムとの予約状況相互管理機能など、外部システムとの連携も実現しています。
店舗情報サイトや管理システムを稼働させるためのAWS環境の設計・構築、セキュリティレベルを高めるための外部ツール導入や、第三者による脆弱性診断のディレクションも含めて担当しています。
システムリリース後のデータメンテナンスや、運用していく中でのUI改善、機能追加等についても、継続して対応しております。
株式会社ポーラ
顧客戦略部
松木 大翼(まつき だいすけ)氏
WEBサイトのUX/UI設計を見直すことで、ユーザー体験の質の向上や業務効率化が図れます。サイトに掲載していない事例も豊富にございますので、ぜひ一度お問い合わせください。