新規サービスの開発において活用されているデザインスプリントを、より「再現性が高い」手法に昇華させることを目的としたプロジェクト。まずは関係者の方々への現行ワークフローに関する調査、実際のデザインスプリントの傍聴を通して、現状の課題を抽出。その課題に対応するデザインスプリントをパーソルキャリア専用に開発し、自走を可能にするためのファシリテーター養成トレーニングを行いました。また、新たな手法を他部署の方々にもご理解いただくための講座やワークショップも併せてご提供しました。
デザインスプリントに関わる、
へのアンケートとインタビュー調査を実施。現行のワークフローに対する評価と、またデザインスプリントの良い点や問題点を聴取しました。
デザインスプリントを中心に現行のサービス開発のワークフローを傍聴しました。
アンケートやヒアリングではわからない、プロセスの課題を明らかにしました。
調査結果を分析し、レポーティングを行いました。レポートには以下の内容を含め、現状の問題だけでなく目指すべきゴールについても提示しました。
またレポーティングを踏まえ、パーソルキャリア専用にカスタマイズされたデザインスプリントをご提示。調査から明らかになった問題を解消できるメニューをご提案しました。
新たなデザインスプリントの習得に入る前に、本プロジェクトの当該部署でない方も幅広く参加できる、デザインスプリント講座を実施。パーソルキャリア社内のデザインスプリントに関する知識を底上げし、今後スムーズに周囲の理解、協力を得ることを目的としました。講座は計2日間、計60名ほどの方々にご参加いただきました。
また、本格的なファシリテーター養成講座へ参加できないデザイナーに向けて、ワークショップも実施。育成講座よりもライトな形式で、新たなデザインスプリントの手法を体験いただきました。
ファシリテーター養成講座では、3名のファシリテーターを指導。新たな手法をどのように運用すれば良いか、130ページに及ぶテキストブックを用意し、そちらに沿って解説いたしました。
本プロジェクトの最後に、デザインスプリント検定を実施しました。実際の新規サービス開発のワークフローに新たなデザインスプリントを導入、自走いただいた後、25の検定項目に沿って評価を実施。新たなデザインスプリントをきちんと運用、ファシリテーションできるかのチェックをしました。
検定後には、自信を持ってデザインスプリントを運営していただけるよう「修了書」を贈呈しました。
パーソルキャリア株式会社
サービス企画開発本部 サービス開発統括部 UXデザイン部 サービスデザインG
長谷川 椋平氏
組織内にデザインスプリントの手法を導入されたい方へ、専用のトレーニングプログラムをご提供します。ぜひ一度お問い合わせください。