これまでのビジョンは2020年を目標としたものであったこと。そして2020年の学習指導要領の改編やリモートワークの開始、およびより安心安全なサービスの実現が求められる中で、新しいビジョンはそれらを踏まえたものにしたかったこと。また折しも創業7年⽬で社員数が⼤幅に増えたタイミングであり、ビジョン策定のプロセスや意思決定を透明化し、どの⽴場の社員にとっても開かれた検討をした上で、ビジョンを社内に浸透させて多様な社員の意思を統⼀する必要がありました。
「ステークホルダーである大事な仲間の想いを多面的に汲み取れるやり方」に賛同いただき、ニューロマジックとの共創が始まりました。
実際の受け取り手に伝わるビジョンを策定していくために、Classi株式会社の従業員の皆様へはWEBアンケート調査を行い、Classiのサービスを利用している学校の先生に対してはヒアリング調査を実施。Classiに対するイメージや期待、既存ビジョンの認知度、教育への期待を尋ねる質問などを通じて、ビジョンを考える際に注視すべきポイントを明らかにしました。
参加者を経営陣と部長陣に分け、2つのワークショップを同時並行で実施。
Classi株式会社の理念や価値観、独自性、目標を言語化した上で、どのようにその未来を実現していくかを議論し、将来のありたい姿を定義しました。
ビジョンの主な受け取り手である現在の従業員と、今後共に働く求職者はどんな人々なのか、また、どんな悩みや課題を抱えているのかを共通言語化しました。
調査とワークショップを通じて、「ビジョンは、日々奮闘している従業員が未来を感じてワクワクできるような希望の光にしたい」という想いと、「とはいえ、目の前に差し迫っている課題に向き合うべき状況でもある」という想い、どちらのメッセージも包含するビジョンが求められていることが明らかになりました。
コピーライティング調査およびワークショップの結果を元に、ビジョンおよびステートメントを作成。コピーライターが複数案を作成し、クライアントよりフィードバックを受け、Classiが目指す景色が受け取り手に伝わるビジョンになるまでブラッシュアップを行いました。
Classi株式会社
カンパニーカルチャー部 部長
椎葉 育美氏
ブランドやサービスの立ち上げ、リブランディングに伴う戦略立案からクリエイティブ制作まで、企業CIの策定を承ります。ぜひ一度お問い合わせください。